良い商品を作っても、売れるとは限らない。
多くの商品が溢れる現在は、他とどうやって差別化するかが重要です。
でも、どうやって、差別化していけば、売り出していいか悩むところですよね。。。
そこで今回ご紹介する本は、生きたマーケティング事例を学ぶことができるのが『アパ社長カレーの野望』です。
アパホテルといえば、昨年からJPBAのプロボウリング大会のメインスポンサーを始めるなど、マイナー競技へのサポートもしているんですよね。
この本は、袴田吉彦さんの不倫現場としても、話題となったアパホテルの社長が全面に出た「アパ社長カレー」の戦略などについて学ぶことができます。
机上の空論ではなく、商品開発、マーケティング、そして生み出された商品の活用方法が身につきます。
経済アナリストや専門家が、調べて書いた本ではなく、商品開発とマーケティングをプロデューサーであり専務の元谷拓さんが、実際に語ったものです。
既に800万食を突破した「アパ社長カレー」の実績から学んで生きましょう。
『アパ社長カレーの野望』元谷拓・著 青春出版社
◆目次◆
はじめに 困難(スパイシー)な状況を華麗(カレー)に乗り越えたいあなたへ
第1章 ヒットするには、理由があった!
第2章 390円のカレーが、トップ営業マンになる!
第3章 みんなを巻き込めば、ファンが広がっていく
第4章 野望は笑顔に変わる!応援することで求められる人になる
第5章 成功の秘伝スパイスは、驚きと感動です!
付録 アパ社長カレーはただのカレーじゃない!
「アパ社長カレーの野望」から学んだこと
早速、アパ社長カレーの内容で、学びになったところピックアップ♪
ここで、あげたもの以外にも、たくさんの学びが得られる内容♪
アパの強みは、エッジの効いたセンス
大切なのは、「ウケ狙い」の向こうに“本物”があること
「万人受けしない覚悟」が強力なファンを生む
アパホテルに泊まり部屋にいくととても目立つものがあります。
それは、アパ社長の顔が入ったペットボトルです。
アイドルでもない社長の顔入りのペットボトルを誰が喜ぶのか?と思いますが、SNSなどを見ると、写真をアップしている人がいます。
通常、ビジネスホテルに泊まった時に、ただの”水”を投稿することはありませよね。
そして、今回出た「アパ社長カレー」は、この延長上にあると言えるでしょう。
ほとんどの人が、一度見たら忘れない、パッケージになっていますよね。
アパ社長カレーの使われ時とは???
アパ社長カレーなら「誰にあげても確実に一定の効果が期待できるシチュエーション」で活用ができます。
それは、忘年会やパーティーでのビンゴ抽選会、ゴルフコンペなどの賞品です。
パーティーやゴルフコンペで、幹事さんが意外と苦労するのが賞品選びと盛り上がる演出。
通常、下位の賞品はもらっても喜ばれない物が多いなか、アパ社長カレーは紹介しただけで、ドッと笑いがこぼれ、場が盛り上がりました(幹事のコメント)
一昔前なら、忘年会やパーティーの景品に「大人のおもちゃ」が紛れ込んでいることがちょいちょいあったようです。
(僕が以前いた会社でもありました。)
でも、最近の〇〇ハラスメントブームのおかげで、そんなおふざけも許されない雰囲気。
アパ社長カレーで、あればインパクトがあり、非常に実用的です。
390円でありながらも、味も美味しいそうです。
(まだたべたことない)
一人暮らしでも無駄にならないでしょうし、お子さんがいればお子さんへあげても喜ばれそうですよね。
景品は、”いらないもの”をもらうと捨てるのも忍びないので、こういったものはおすすめです。
”災害大国”日本だからこそ、、、
使い道が豊富なアパ社長カレーですが、一番の推しは、「防災袋にあるとうれし
い一品」ということです。
・製造から2年間の賞味期限
・熱湯5分ですぐに食べることが可能
・防災備蓄用の食品として最適(元気が出る)
レトルートカレーということで、防災時にも使えるというのは、大きな利点でしょう。
コロナの軽症者を受け入れるなど、社会への還元にも積極的なアパホテル。
売り上げは、もちろんですが、「もしも」の時には、社会への貢献できるツールとして考えているのではないでしょうか。
大雪などの災害時には、よくパンの運送トラックが活躍していますからね♪
アパ社長カレー試食会は、大人気イベントに!
意外と知られていませんが、アパホテルが属するアパグループには、「ホテル部門」のほかに、マンションの販売などを行う「住宅部門」があります。
「話題の『アパ社長カレー』試食会&講演あります!」マンション販売の現場でこんなチラシを配って集客イベントを開催、カレーの試食にきてくださった人に開発のお話をすることがあります。マンション販売と聞くと通り過ぎる人も、試食会と聞くと、「あら、カレーが食べられるの? じゃ、行こうかしら」と足を止め、会場へ出向きやすいようです。
ちなみに、僕も住宅部門を知りませんでした。
知っていましたか?
以前住宅販売の会社にもいましたが、展示会や見学会にお客様を呼ぶのは、一苦労です。
ローンなどのセミナーを開催して、集客に結びつけるのは、よくある手段ですが最近は飽和状態な感じです。
専務の元谷拓さんが商品開発とマーケティングをプロデューサーとして、生み出し既に800万食を突破した「アパ社長カレー」の実績から学べる本です。
さらに詳しく「アパ社長カレー」の戦略などについて書かれています。
机上の空論ではなく、商品開発、マーケティング、そして生み出された商品の活用方法が身につきますので、あなたの扱っている商品の新しい活用法を見つけるヒントになること、間違いなし♪
自分らしいビジネスを考えている人におすすめなのは→こちら
コメント